この芸能は、西表の古見から竹富島に伝来したといわれているが、もともとは沖縄本島の芸能で、登場人物は首里方言で語り、舞台も沖縄本島の本部山である。 福仲親雲上(ふくなかぺーちん)という棒術使いの武士は、本部山に住む人喰い鬼を年け捕るようにとの命令を受ける。福仲親雲上は、剣の達人である本村里主と、空手を得意とする佐久間里主とともに、本部山の鬼退治に出かける。
一方、両親に捨てられた兄弟は、叔父さんに会うために、本部山の山中を歩いていたが、兄は鬼にさらわれる。 本部山に到着した3人の武士は、それぞれの得意の技を披露して気持ちを落ち着けた後、鬼を探索して夫婦の鬼を捕え、兄を救出する。 兄からお礼を言われた福仲親雲上は、「本村里主と佐久間里主には鬼を飼育させ、我はこの2人の子を育てよう」と言って、退場する。