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 喜舎場永均さんは、『八重山古謡』の中で、ザングルロという題名でこの歌を載せており、もっとも難解な歌であると述べている。
 踊りそのものも、他の人重山舞踊とは大きく異なつており、踊り手の衣装も特異である。赤く染めた芭蕉の糸で顔を覆い、黒頭巾を頭に被って踊る。
 この踊りの最後は、四人の踊り手が転がりながら幕内へと入ってゆくが、その様子を、俵を転がしていると解釈し、サングルロの「グルロ」は、転がる様を表現した言葉であるといわれている。

 また、玉城憲文さんは、『竹富島仲筋村の芸能』の中でサングルロとは、サングクダーラ(三石俵)が訛った言葉であると述べており、その踊りの由来を次のように述べている。
 人頭税時代、百姓たちは、何とか年貢を逃れようと、子供が成長しても、まだ大人になっていないように見せるためいろいろと工夫をした。それに対して士族たちは、下着のない時代だったので、その子供たちに、このサングルロを踊らせ、転がるのを見て、大人かどうか見極めたという。

サングルロ
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