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 竹富島では、太郎をタラー、次郎をジラと言い、叔父をブジとか、ブジャーと言うが、そのブジが託って、クジとなる。
 よって、タラクジとは、「太郎叔父」という意味である。
 しかし、この歌の主人公は、タラクジ(太郎叔父)ではなく、姪のカマドである。

 カマドは水を汲もうと、九年母玉の首飾りを外して井戸の出入り口に置いたまま、ウリカー(下り井戸)に下りた。その後に来て、偶然にも、首飾りを発見したカマドの叔父さん(タラクジ)は、その首飾りを持ち歩き、「恋人から貰った首飾りだ」と、得意げにみんなに言い触らした。
 ところが、その首飾りがカマドのものであることが判明し、叔父さんと姪のカマドが恋仲であるとの噂が広がった。叔父と姪の恋は、不義密通に等しく、みんなから批判される。
 その噂は、ついに流球国王の耳にまで届いて、紙にまで書かれることになつてしまい、カマドがどんなに否定しても、もはや否定することはできないことになってしまった。

 タラクジの軽率な行動が姪のカマドを不幸のどん底に落としてしまったという悲しい物語である。

元タラクジ
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元タラクジ
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元タラクジ節

意味

竹富の太郎叔父よ
仲嵩の叔父さん

九年母玉がきっかけになり
首飾りのおかげで

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(28.8kbpsモノラル 1:38)
(「てぃゆむたきどぅん」より収録)

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