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Q 竹富島の中央部の小高い丘を「ンーブフル」と言いますが、私たち仲筋会では、古老たちの言い方にならって、「ンーブイ」と呼んでいます。どの呼び方が正しいのでしょうか。また「ンーブイ(ンーブフル)」の源は、どうなっているのでしようか。

A  ンーブイか、ンーブフルかについてお答えする前に、まず、その語源を説明します。伝説では、「夜中から夜明にかけて、牛が、ンブー、ンブーと鳴きながら、角で築き上げたのがンーブイである。それ故ンーブイ(ンーブフル)と言う。」と語つておりますが、これはいわゆる民間語源説です。正しくは、フンムイからンーブイに転靴したと考えるべきであり、フンムイのフンは、民謡にも歌われているように「国」の字を当てて、島や区域を指します。

 例えば、「島やりどう、国(フン)やりどう、くゆさる(島だから、国だから、貧しい)」のように、フンは島と同じ意味で使われていることがわかります。また、ムイは、「盛り」で、「盛り上がったところ」「小高い場所」の意味です。

 従つて、ンーブイとは、「島の盛り上がったところ」という意味で使われていたことがわかります。そのンーブイが、いっしかンーブフルとも呼ばれるようになりましたが、ンーブフルは、ンーブイ・フルの転靴で、フルは「原」だと思われます。

 

 

 

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