
1968年に竹富島を訪れ、島の人々の自然と調和した生活と、竹富島の伝統文化の魅力に惹かれる。以来、竹富島をこよなく愛し続け、竹富島に赤瓦の家を建てられた。現在、その家は、「こぼし文庫」として、竹富島の子供たちの勉強の場となっている。箸書は、『古都ひとり』『美のうらみ』『女人の京』『心象華譜』『玉ゆらめく』『密の壷』など多数。岩波書店より『岡部伊都子集』全5巻を刊行中。
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岡部伊都子 随筆家
うれしいウツグミ魂の試み
初めて竹富島へ渡ることができたのは、一九六八年四月のことでした。なんと清らかで静かな美しい島、島人(しまんちゅ)の礼の深さ、情の濃さに抱かれて「この世にこんな夢ランドがあったのか」と、驚きました。以来、どんなにせつなくこぼしさま(=竹富島の子供たち)を思い、多くを島に学んできたことでしょう。
全国竹富島文化協会が創られる由、うれしいうつぐみ魂がよみがえりつづけます。
今日も、南の空を仰いでいます。
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