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崎山毅『蟷螂の斧』より
昔、キヨウボウ(公方)様の命によって人間や草木に税を持たせると皆に通知がありました。その事に村ではだれ一人反村する者がいませんでしたが、草木のハーブ木・ガジマル木・スンムト木の3名から異議の申し立てがありました。
「草木まで税を持つという事について、私たち3名は不服です」
「なに、お前達はキヨウボウ様の土地を利用して生きているから税を持つのが当たり前だ。キョウボウ様に村し無礼千万だ」と皆から叱られました。
「私達はいやだ。土地も利用せず、税も持ちません」
「それじゃ、お前達3人はどうやって生きるのか」
「私達3人は石の上に生えます」と言って、税をのがれるため、ハーブ木・ガジマル木・スンムト木は石の上に生えて生活するようになったそうです。
ハーブ木の弟のシルクブ木は、「自分は立派な土地の上に生き、税も持って、キヨウボウ様の命令通りやります」と言ったものだから、立派な土地に生活ができたそうです。