全国竹富島文化協会 サイト内検索

AND OR
文字の大きさ
  普通  大きめ

竹富島の昔話

 崎山毅『蟷螂の斧』より

ハト・ワシ・カモ

 昔、ハト・ワシ・カモの3羽は仲の良い友達でした。ある日、3羽が海へ行って協力して魚を取る事にしました。しかし、魚は1匹も見当たらず、一生懸命になっておよぎましたが、ハト君もカモ君も1匹も捕えることができませんでした。
 幸いにワシ君は小さい魚を1匹捕まえました。しかし、魚が小さいので分配方法を相談することになりました。

 ハト君が「良い考えがある、一番年長者から食べる事にしたらどうか」と提案しましたら、他の2羽も賛成しました。
 真っ先にハト君が「私の歳は8才です」と答え、次にワシ君が「5才です」と怒りながら答えました。カモは「1才です」と小さく腹の中で言いました。

 ハト君は羽を広げ大いに喜び魚を項戴しようとすると、ワシ君は自分が捕えたので急に人にやるのがおしくなり、一口にくわえて食べてしまいました。ハト君はふんがいし、カモ君は脚をつかまえて力いっぱい引きのばしました。

 ワシ君は「いたい、いたい、許してくれ。今後はそんな事は致しません」と泣きながら許しを乞いました。しかし許してもらえず、2羽でワシの首と脚を引っぱり合いましたので、首が永く脚が細長くなったそうです。

 

<--前ページ / 次ページ -->

 

Home / 竹富島紹介 / 種子取祭 / 竹富の文化 / 歴史と昔話 / 竹富島Q&A / NAPCOTI / 竹富島辞典 / サイトマップ
National Association for the Preservation of the Culuture Of Taketomi Island
Copyright © 2006. All rights reserved by NAPCOTI.